三重県で外構工事を承っております、株式会社信成建設の竹内です。
一般住宅から、マンションや公共施設など多くの建物の外構として選ばれているブロック塀。
しかしこのブロック塀も、年月の経過とともに劣化していってしまいます。
老朽化したブロック塀をそのまま放置してしまうと、台風や地震などで倒壊し大きな事故につながってしまう危険性も……。
そのため、ブロック塀を設置している場合は、定期的に状態を確認し必要であれば補修を行うことが大切になります。
そこで今回は、ブロック塀の「耐用年数」や「劣化の症状」について、詳しく解説していきます。
■ ブロック塀とは?
ブロック塀は、コンクリートブロックに鉄筋を通して建てられる外構で正式名称を「補強コンクリート造のブロック塀」といいます。
敷地内と敷地外との境界線を分かりやすくして周囲から住宅の中の様子が見えないよう目隠しの役割を果たしたり、子どもが道路に飛び出すことを防いだり防犯にもなるため、多くの家庭で使用されている外構です。
ブロック塀には安全のために設定基準が設けられており、ブロック塀を建てる際にはこの設定基準を満たす必要があります。
■ ブロック塀の耐用年数と寿命
ブロック塀には、メーカーが自社製品を使用できる目安として設定した「耐用年数」と対象資産を使用できる期間として財務省令で定められた「法定耐用年数」があります。
マンションや商業用施設などのブロック塀は、この法定耐用年数にしたがって外構工事リフォームを行う必要がありますが、一般住宅では法定耐用年数にしたがう必要はありません。
また、メーカーが設定した耐用年数は、外構工事リフォームをする時期の目安として参照できるように作られています。
ブロック塀の耐用年数は、15年で寿命は30年ほどといわれています。
一般住宅でブロック塀を使用している場合は、まずは建ててからどのくらいの年月がたっているのかを思い出しこれまでまったくリフォームを行っていない場合は、一度業者に見てもらうようにしましょう。
もしかしたら、リフォームが必要なタイミングかもしれません。
■ 経年劣化の症状
耐久性の高いブロック塀ですが、屋外の雨や雪などにさらされ続ける環境に設置されるため、次第に劣化し強度が低下してしまいます。
では、ブロック塀の経年劣化の症状にはどのようなものがあるのでしょうか?
リフォームのタイミングを見逃さないためにも、いっしょにチェックしていきましょう。
●ひび割れ
ブロック塀を確認したときに、ひび割れを発見した場合は早急に補修が必要になります。
ひび割れはブロック塀が劣化しダメージを負っている証拠のため、外構工事の業者に依頼を行いましょう。
●コケやカビが生えている
ブロック塀に、コケやカビが生えてはいませんか?
コケやカビは、見た目の印象を悪くするだけではなく、ブロック塀の耐久性が下がることにもつながります。
放っておくと、ブロック塀の内部の鉄筋が錆びてしまい、コンクリート爆裂を引き起こす原因にもなります。
●白華現象
白華現象とは、ブロック塀の表面に白い汚れが浮き出てくる現象のことを指します。
白華現象が起こった場合は、ブロック塀の劣化が進んでいる証拠でもあります。
ブロック塀がこのような状態の場合は、一度専門の業者に点検を依頼し状態を確認してもらうようにしましょう。
■ 放置すると起こるトラブルや危険
老朽化したブロック塀は、台風や地震の際などに倒壊する恐れがあり、通行人にケガを負わせてしまったり避難路を塞いでしまったりする恐れもあります。
実際に、老朽化したブロック塀の下敷きになってしまった悲しい事故のニュースを見たことのある人もいるかもしれません。
ブロック塀の重要は、100kgを超えることもあり、近くを歩いている人がいれば下敷きになったりブロック塀が当たりケガをすることにつながってしまいます。
そのため、ブロック塀は定期的に点検を行い、きちんと老朽化を見極めることが非常に重要な外構です。
■ ブロック塀のリフォームの方法
・古いブロック塀を撤去して新しく設置する
・補修や塗装を行う
・フェンスや植栽を設置する
ブロック塀のリフォームは、上記のように古いものを撤去して新しいブロック塀を設置する方法。
補修が必要な箇所を補修する方法、ブロック塀以外のフェンスなどを新しく設置する方法に分かれます。
しかしリフォームの方法はブロック塀の状態によっても異なるため、まずは信頼できる専門の業者に状態を確認してもらうところから始めましょう。
■ 外構工事をするなら『株式会社信成建設』へ
株式会社信成建設では、豊富な知識や技術を持つ職人が、丁寧な施工を行います。
・「もうそろそろリフォームが必要かも」
・「劣化の状態を見てほしい」
・「外構に関するアドバイスがほしい」
上記のような外構に関するお悩みを持つ方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様を第一に考えたご提案や、真心を込めた施工を行わせていただきます。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したように、ブロック塀の劣化は命の危険やケガにつながることもあります。
外構にブロック塀を使用している場合は、定期的にメンテナンスを行い、安全を確保するようにしましょう。
今回の記事が、あなたの今後の外構工事の参考になりましたら幸いです。
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